若い頃は、
体や感情の変化が
分かりやすく表に出ることが多いものです。
けれど年齢を重ねると、
変化はもっと静かになります。
「理由は分からないけれど疲れる」
「大きな問題はないのに気持ちが重い」
そんな感覚が増えてくる。
この年代になると、
無理にコントロールしようとするよりも、
自分の状態を把握することの方が
ずっと大切になります。
月の満ち欠けは、
そのための
とてもシンプルな“観察の目安”です。
新月の頃は、
頑張らなくてもいい時期。
「今の自分、どう感じている?」と
問いかけるだけで十分です。
満月の頃は、
感情が外に出やすくなります。
良い・悪いと判断せず、
「そう感じている自分がいる」と
受け止める。
下弦の頃は、
次に向けて
力を抜きたくなる時期。
無理に続けていることを
一つ減らしてみる。
月のリズムは、
体調管理や行動計画のためだけのものではありません。
自分を責めないためのリズム
でもあります。
できない日があってもいい。
立ち止まる時間があってもいい。
そう思えるだけで、
人生の進み方は
ずっと穏やかになります。
月と共に暮らす、というのは
自然に合わせるというよりも、
自分の声を聞く回数を増やすこと。
体の声。
感情の声。
無意識の反応。
それらを無視せず、
整えながら進んでいく。
今の私にとって、
月の満ち欠けは
そんな付き合い方になっています。


